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全国最大規模の大家団体、「がんばる家主の会」忘年会開催



挨拶する松浦昭会長


 全国最大規模を誇る家主の団体、がんばる家主の会(大阪市)は11月26日、「がんばる家主の忘年会」を開催した。『大家業は団体戦~出会いが人を成長させる~』と題した同会に、会員ら162人が会場のシティプラザ大阪に集まった。

 松浦昭会長は冒頭の挨拶で、「まさしく今回のテーマのとおり、出会いによって真に心を分かち合って、悩みを共有したり解決したりできる上、成長もできると思う」と述べた。

 歓談をはさみながら、着物のお披露目や、じゃんけん大会が繰り広げられた。メンバーで結成された「大家バンド」は、歌謡曲のほか、会員が作詞作曲した「がんばる家主の会」テーマソングも披露され、松浦会長がボーカルを担当した。



オリジナルソングや邦楽を披露していた


 そのほか、会員から事前に集計したアンケートが公開された。「がんばる家主の会との思い出や入会して良かったこと」の設問では、「家主の知り合いがいない環境で事業をしていたが、入会したことでたくさんの仲間ができた」「築古物件をリノベーションするときに、メンバーから意見や情報をもらえたので、良い建物になり、数年満室が続いている」などの声があった。



オーナーが就職先紹介した事例発表



 「ここ最近の成果、達成できた目標、嬉しかったことなど」のテーマでは、「遠方から引っ越してくる入居予定者に就職先の提案、紹介をしたことで、予定よりも早く入居してもらうことができた。引っ越しと同時に仕事もスタートできたことに、大家としてもうれしい」「改修した築63年の物件が、『第40回住まいのリフォームコンクール 最上位賞国土交通大臣賞受賞』『第7回日本エコハウス グランプリ』に輝いた。入居とは異なる軸だがこのような賞をもらえて光栄だ」など、感慨深いエピソードが発表された。

 忘年会運営委員会が中心となって実行された忘年会は熱気冷めやらぬ中、松浦会長の一本締めでお開きとなった。

 「がんばる家主の会」は、松浦会長を筆頭に2005年に大阪で発足。月一回の勉強会をはじめとして、メーリングリストを活用した情報交換などを行い、会員数は600人に達している。



ライター:加藤有里子
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